ヨルダン生活23(ワディ・ムジブ)
やっとラマダンが明けました。
今日から平常運転!
とはいかず・・・
ラマダン明け大祭で世間は休みです。
日本で言う盆休みのようなもの。
皆さん、帰省したり旅行に行っているようです。
いつにも増して車がありません。
ほぼ同時に、土用の丑の日です。
ウナギの蒲焼はありませんので、日本から持ってきた
さんまの蒲焼を頂きましょう。
(「月刊少女野崎くん」を観ながら)
暑い・・・週末、どこかに行きたいですね。
ラマダンも明けたことだし。
そうだワディ・ムジブへ行きましょう。
死海に注ぐ第2の川、ムジブ川です。
川遊びができるらしいです。
首都アンマンからは車で1時間。
死海のほとりを走り続ければ、着くはずです。
途中、装甲車*を運ぶドラックとすれ違いながら、
(*:ラーテル装甲車です。めずらしい。)
見えてきました。白い三角の橋。
ムジブ川橋です。これが目印です。
橋のたもとには、ビジターセンターがあります。
受付を済ませ、入場料(21JD=約3千円、高い!)を
払うと、ライフジャケットをもらえます。
着用は義務です。なお18歳以下は入場できません。
雄大な景色が広がります。
この川を遡って行くのです。
いきなりザップんです。
楽なハイキングではなかったようです。
山の谷間(シーク)を流れる川を遡り、
うん、少しずつ流れが早くなってきました。
おお、難所です。
設置されているロープや手すりを利用して
どんどん行きましょう。
それにしても、女性だとちと辛いのでは・・・
ああ、現地の女性が流されてます。
(結局この人は落伍しました)
奥へ行けば行くほど、難度が上がります。
ここが最大の難所。観光客も渋滞気味です。
鮭の川上り状態です。
でも、この最大の難所を抜けると、
終点の滝にたどり着けます。
なんか、岩が落ちてきそうで、コワイですね。
滝に近づくと、滝の裏の洞窟にも入れるとのこと。
早速、行ってみましょう。
RPGゲームなら、伝説の剣があるはず(笑)
すごい水量ですが、何とか入ってみました。
残念ながら、伝説の剣はありませんでした。
その代わり、ドクターフィッシュがいっぱいいます。
足に吸い付いて、お掃除をしてくました。
くすぐったいっ!
ここまで歩くこと約1時間。では、帰路につきましょう。
帰りも同じぐらい時間がかかるかと思いきや、
帰りは浮かぶだけで下って行けます。
これは快適!!
でも油断してはいけません。
足から行かなければ、頭と岩壁がゴッツンコです。
そう言えば、いくつか難所(滝)があったような・・・
ハッ!
気を付けましょう。
このまま行くと死んでしまいます。
(実際は滝の入口には係員さんが立ってくれているので
そのまま流されることはまずないのですが)
さっきの難所は、そのままウォータースライダー!
係員の指示に従わないと
イタイ目に。
その後、浮かびながら下って行くと、
明るいとことに出ます。
谷間を抜けて、入り口に着いたようです。
いやあ。帰りは、らくちんでした。
空を見上げながら、
動く歩道と同じで、こんな風に浮いているだけで、
仕事も生活も目的に向かって進めばいいのになぁ〜。
(だらけ精神全開)
メガネ男子のほのパパ。
いつもと違うメガネの写真。
・・・ホテルに帰って、このブログを
仲間から借りたこのメガネをかけて書いてます。
そうです。あの、滝壺突破の時にMyメガネを
失ってしまいました。当たり前ですね。ああ、後悔。
ワディ・ムジブからの帰りの足でメガネ屋へ行き、
即メガネを発注しました。
ヨルダン国内産のレンズを使えば、
次の日にはできるとのこと。
視力検査を受けるほのパパ。
(仲間が笑いながら撮影してました。うう後悔。)
気を取り直して、東京のほのかちゃんに
ビデオ電話をかけてみましょう。
ん?
どどーん! 近所の花火大会の真っ最中
とのことです。いいなぁ、ほのかちゃん。
でも、
そのTシャツ、変ですぜ。
(どこで買ってくるんだか)